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2008年01月31日

本澤二郎の環境評論「普天間・冷凍餃子」:本澤二郎

[東京=「ジャーナリスト同盟」通信提供]

 2001年9月11日以降、ブッシュ大統領と側近7人が、イラク関連でうその発言を、実に935回もしていたことが判明した。虚偽も100回繰り返すと真実に思わせることができるというヒトラーまがいのブッシュ政権であることを、この調査報告は証明している。米国の非営利団体の公共品格センターと報道独立基金の調査である。1月29日にCNNが報道した。

 政府の不正を暴く米国民主主義の好ましい一面を物語っているが、そうかといってアフガンやイラクの無辜の多くの民の命が戻るわけではない。そんなブッシュと連携して沖縄で米軍基地が強化されている。その象徴が普天間飛行場の移設問題だ。日米政府は名護市の代替基地建設に大量の海砂を採取するという。
 環境破壊が目に見えている。悪政の最たるものだろう。基地の閉鎖をすれば、アジアの平和と安定に貢献するに決まっているのに、わざわざ緊張を生み出す軍事基地を造ろうとする。愚かだ。地球温暖化に対してブッシュの一般教書演説では、一応前向きの姿勢を打ち出しながら、その実、沖縄では緊張と環境破壊を強行する。こうした狂気をどう理解すべきなのか。また、並行して一部海兵隊を南太平洋のグァムに移転するという。それに血税1兆円をはたく日本政府である。これも狂気だ。今度はグァムの環境破壊である。

 その一方、日本政府は1月29日の地域活性化統合本部なる機関で「環境モデル都市」を10市町村選定、そこに各省庁の環境関連施策予算を重点配分するという。10箇所に飴を配るという。福田首相が施政方針演説で打ち出したもので、都市中心部の車乗り入れ規制、断熱性住宅の普及、バイオ燃料の活用をしている自治体を選ぶのだという。なんとちまちました施策であろう。全自治体に大号令をかけるべきではないのか。

 1月30日から中国から輸入した冷凍餃子に殺虫剤が混入、被害者が10人、70人などと報道され、政府もあわてている。その濃度、一部の製品から、ということから「残留農薬といえない」という推測も出ている。徹底的な原因究明が求められよう。中国政府も動き出している。いたずらなのか、どうか。既に禁止されている農薬である。
 このことは、この事例に限らず農薬使用野菜や除草剤利用による土壌汚染が、地球全体に拡大、地球を破壊していることを物語っている。これに気付く必要があろう。
 考えると、ベトナム戦争時の枯葉剤やらその前の731部隊など殺人用兵器の一種として開発されたものではないのか。人類・人間の敵なのだ。農薬企業がぼろもうけしている地球は、どう考えても危うい。これこそ地球温暖化の元凶の一つではないだろうか。戦争を排除するために軍縮もまた、地球を守るための大事なことであることがわかろう。
 地球環境を守る戦いは、人々に重大な決断と急いだ行動を求めている。
2008年1月31日記

2008年01月31日 15:15

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