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2008年05月04日
「徒然のサハリン」:オリホヴィク美香
☆ロシアの祝日と連休
今日は5月3日(土曜日)。ロシアでは5月1日は労働者のお祭り(メーデー)で祝日である。今年はその日が木曜日にあたったので、5月4日(日曜日)に5月2日(金曜日)分を振り替えて3連休である。
祝日が平日(主に火曜日、木曜日)にあたった場合、ロシアでは土曜日や日曜日を平日と振り替えて連休にする場合が多いのである。これは、一年の初め、といっても2月の初めくらいに議会を通った後で発表される。カレンダーを作るには非常に不便なことであるが、約40日の年間有給休暇さえほぼ完全消化するこの国で、さらに連休を作ろうとする努力には感心する。そう、誰でも休みたいのだ。
ロシア人はパーティー好き、お祝い好きである。祝日と名の付く日には、「祝日おめでとう」という挨拶を必ず交わし、パーティーをする。祝日とはなっていないが、ソ連時代の名残で色々な職種の記念日もある(例えば、先生の日、医者の日、警察の日など)。そういった日にはプレゼントの交換も盛んに行われる。祝日の前日はふつう勤務時間が短縮されて、通常より1時間早く終業時間になる。学校や大学も通常、短縮授業になる。そして、パーティーといえば、お酒にご馳走が付き物。ロシア人はお祝い事には財布の紐がゆるくなるので、簡単に言えば、休みは内需拡大につながるのである。
ロシアの祝日は、日本より少ない。ソ連からロシアに移行して、ようやく最近になって祝日も落ち着いてきたところである。日本のように、よく訳の分からない祝日はない。私は日本で数年前、成人の日、敬老の日などがその月の第○月曜日と変わった時に、非常に違和感を覚えたのである。それらの祝日の意味はいったい何なのだろうか。「日」と行事は何ら関係のないものなのであろうかと。だとしたら、そんな祝日を設けることに、何の意味があるのかと。ロシアでは、祝日はその日に祝うことに意味があるから、他の普通の日を動かして連休を作るのである。
ロシアという国のおもしろさの一つである。
2008年05月04日 13:52