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2008年02月02日
戦場のチェチェン人医師、ハッサン・バイエフ氏が再来日:片山通夫
〔チェチェンニュース〕1月31日、戦場のチェチェン人医師、ハッサン・バイエフ氏が再来日し、東京・春日で記者会見を開きます。バイエフ氏は3月いっぱいまで日本に滞在し、日本の形成外科医療の現場を見学するとともに、チェチェンの最新状況を伝える報告会を全国各地で行います。記者会見では、チェチェンから帰国したばかりのバイエフ氏が、医療危機に直面する現地の子どもたちの様子を報告します。R.カディロフ政権下のチェチェンで、今、何が起こっているのか?
以下に同医師からの手紙と講演会のスケジュールを紹介する。
なお記者会見が31日開かれた。この模様は〔チェチェンニュース〕の提供でJーNetスペシャルに2日朝、掲載する。
K.バイエフ医師からの手紙
一年あまりで わたくしは再び日本を訪問することになりました。
一昨年秋の日本訪問は、わたくしにとって生涯の夢が実現したものでした。わたくしは、祖国チェチェンを襲った凄まじい悲劇と、その現状を伝えようと様々な国々を旅行してきましたが、日本は、とりわけ印象深い国であり、旅行中に出会った様々な方々のご親切は、生涯忘れることがありません。訪問を組織して下さった呼ぶ会のみなさま、そして様々な地方で講演会を組織して下さったみなさま、そしてわたくしの想いを聞いて、あるいはわたくしの本をお読み下さって、チェチェンの人びとが抱える心の痛みを共有して下さったみなさまに、深く感謝しております。多くの方々が、チェチェンの子どもたちのために支援金を寄せてくださいました。ほんとうにありがとうございます。
今回、わたくしは再び日本に向い、二ヶ月滞在して、先進的な形成外科医療を学ぶ機会を得ました。わたくしは、受け入れて下さった埼玉医科大学総合医療センターと、この機会を根気強く実現してくださった方々に、深く感謝いたします。わたくしはいま、10年近いブランクをなんとか克服して、本格的な形成外科医として手術台の前に復帰することに全精力を傾けております。日本での経験は、そのための有益な助けになるものと確信しています。
わたくしは、昨日までチェチェンで、荒廃した医療現場を少しでも改善しようと、努力を続ける同僚たちと2週間を過ごしました。確かにチェチェンの首都では破壊された建物が取り除かれ、新しい建物が建設されています。しかしながら、わたくしの専門分野である医療や、人びとの健康という面に目を向けると、復興というには、ほど遠い現状が広がっています。とりわけ次世代をになうべき子どもたちの医療は、おそろしいほどの立ち後れを見せているのです。わたくしは、少しでも多くの日本のみなさまに、その現状を報告して、より一層のご支援を訴えたいと願っております。
モスクワにて 2008年1月28日
ハッサン・バイエフ
プロフィール
(1963-)外科医、柔道家。チェチェンの首都グロズヌイ郊外、アルハン・カラ生まれ。1977年ソ連邦ジュニア柔道大会で優勝し、以後多くの柔道大会にて金メダルを獲得。1985年クラスノヤルスク医科大学卒業。1988年チェチェンに帰国し、首都グロズヌイにて形成外科医として医務につく。1994年ロシア-チェチェン戦争の勃発とともに、野戦外科医として活躍。敵味方を区別しない医療活動のために、ロシア連邦軍とチェチェン過激派双方から命を狙われる。2000年米国へ亡命、同年11月米国NGOヒューマンライツ・ウォッチから「2000年人権監視者」の栄誉を受ける。著書に「誓い チェチェンの戦火を生きたひとりの医師の物語」(2004年アスペクト刊)がある
■K.バイエフ医師来日講演スケジュール
今回の招聘では、いわき、仙台、東京、水戸、札幌、京都、大阪、岡山、山口など各地でバイエフ医師の講演会が企画されています。以下に暫定的なスケジュールをお知らせします。各集会についての最新情報は「ハッサン・バイエフを呼ぶ会」のサイトをご覧ください。みなさまのご参加をお待ちしています。
●ハッサン・バイエフいわき講演会
日時: 2008年2月17日(日) 15:00-
場所: カトリックいわき教会
交通: JR常磐線「いわき」駅より徒歩10分
地図: http://www.iwaki-catholic.jp/sub6.html
主催: いわき市内キリスト教会交流会
連絡先: 0246-23-5437 (土屋修二)
●ハッサン・バイエフ仙台講演会
日時: 2008年2月13日(土) 14:00- (13:30開場)
場所: 東二番町通り タワービル11階
参加費: 一般1,000円/学生500円
交通: 地下鉄南北線「広瀬通」または「勾当台公園」駅より徒歩3分/JR「仙
台」駅より徒歩15分
地図: http://www.blue-style.com/search-view.php?bldg_code=1735
主催: ハッサン・バイエフ氏を呼ぶ会(仙台グループ)
発起人: 沼崎義夫(元ザンビア駐在HIV感染症プロジェクト・チーフ・アドバ> イザー)/藤村重文(元東北大学加齢医学研究所所長)/片岡照子(白百合女子大
学学長)/横山英子(セーフ・ザ・チルドレン・ジャパン理事)/後藤東陽(東陽写場会長) /山形孝夫(元宮城学院女子大学学長)
発起人代表: 須藤道子(「テロにも戦争にもNoを!」の会代表)
後援: 河北新報社/TBC東北放送
●ハッサン・バイエフ東京講演会
日時: 2008年2月24日(日) 18:00-20:30 (17:30開場)
場所: 文京区民センター 2A会議室
参加費: 1000円
交通: 地下鉄丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩5分/地下鉄三田線「春日」駅 A2出口真上/大江戸線「春日」駅より徒歩1分
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
主催: ハッサン・バイエフを呼ぶ会/チェチェン連絡会議
連絡先: 03-4500-8535/baiev*zau.att.ne.jp (「*」を半角@に置き換えてください) (岡田一男)
●ハッサン・バイエフ水戸講演会
日時: 2008年3月1日(土) 14:00-17:00 (13:30開場)
場所: 水戸基督友会会堂(少友幼稚園)
参加費: 500円
交通: JR常盤線「偕楽園」駅より約10分
地図: http://shoyuu.com/map.html
主催: アムネスティ水戸グループ
連絡先: 0299-48-2695 (徐信)
●ハッサン・バイエフ札幌講演会「チェチェン戦争と医療」
日時: 2008年3月9日(日) 13:30-15:30 (開場 13:15)
場所: かでる27・北海道立道民活動センター
参加費: 900円
交通: JR「札幌」駅より徒歩15分/地下鉄南北線「さっぽろ」駅10番出口または「大道」駅2番出口から徒歩12分
地図: http://www.kaderu27.or.jp/select_07.html
主催: アムネスティ・インターナショナル日本・札幌28グループ
連絡先: 011-622-5453 (高見)
●ハッサン・バイエフ京都講演会
日時: 2008年3月15日(土)
●ハッサン・バイエフ大阪講演会 「チェチェンの戦火を生きた医師~ハッサ
ン・バイエフ講演会」
日時: 2008年3月16日(日) 14:00-16:00
場所: pia NPO 6階中会議室
参加費: 一般1,000円/学生500円
交通: 地下鉄中央線「大阪港」駅より徒歩5分
地図: http://pianpo.com/acces02.html
主催: アムネスティ・インターナショナル日本関西連絡会
連絡先: TEL: 06-4395-1313/FAX: 06-4395-1314/
Email: fwht6821*mb.infoweb.ne.jp (「*」を半角@に置き換えてください)
(アムネスティ大阪事務所)
●ハッサン・バイエフ岡山講演会
日時: 2008年3月22日(土)
●ハッサン・バイエフ山口講演会
日時: 2008年3月23日(日)
2008年02月02日 01:38