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2008年10月04日

「風」繰返される惨事ー大阪・個室ビデオ放火事件:川瀬俊治

 大阪・難波の個室ビデオ店の火災はあまりにも理不尽だ。15人のいのちを奪ったことのむごさは言葉に絶する。理不尽さは繰返される惨事だからだ。IMG_0755.JPG写真=火災現場

 古くは愛隣地区の「ドヤ」火災で多くの方が亡くなられたことを思い出す。今回と同
じような鉄格子で逃げられないから惨事を招いたと記憶している。30年以上経過し
ているのに少しも学んでいないではないか。

 旅館・ホテルではない宿泊所。惨事を招く構造の施設が野放しにされている。現場に
取材に行ったが、細長い奥行きの個室ビデオ店は避難路など確保されている構造では
ないことを目の当たりにした。

放火ということでは、韓国・テグ市の地下鉄火災を思い出すし、2001年の新宿の
風俗店からの出火で30人をこえる方が亡くなられたが、放火とされるが、容疑者は
捕まっていない。

秋原葉の無差別殺人も今回の容疑者と動機が似ている。自暴自棄になった容疑者。完
全に社会に背を向けて、突然犯行に及ぶ。現代社会は安全地帯などなくなったのが特
徴とされるが、それにしてもあまりに立て続けに無差別殺人事件がおこる。しかし、
監視社会に一層傾斜することが恐ろしい。

2008年10月04日 07:46

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